オタク動態学(通年開講)

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第12回 (2017年度)声優アワード新人女優賞を勝手に考えてみた その1

昨日、第12回 (2017年度)声優アワードの授賞式の様子が文化放送超A&G+で放送された。

声優アワードに関しては毎年毎年オタクたちが文句を垂れ流しており、今年も、やれ某声優事務所専用アワードだの、やれ忖度アワードだの、オタクたちの揶揄が止まらない。

まあ私も授賞式の結果に全面同意というわけではない(個人的には主演女優賞黒沢ともよさんという点には納得した。)が、まあ様々な利権が絡む以上、真にオタクたちが望む受賞者になることはこれからもありえないだろう。また、オタクたちが真に望む受賞者といっても決して一枚岩ではなく、やれ容姿がどうだの、やれラジオがどうだの、やれお渡し会でおれの目を見て笑顔で話してくれただの、声優という枠から遠い事情も意識的・無意識的に加味してしまうことになる。そうなると単なる「おれの推しで打線組んだww」となってしまい、本家声優アワード以上にひどい結果となるような気もする。

そこで、今回、表題のとおり「勝手に考えてみた」のだが、極力個人的な推しに対する思いを抑えつつ、できるだけ客観的に抽出して「勝手に考えて」みることにした。

まあ結局これも完全に客観的なものではないのでツッコミどころは多々あるだろうが・・・。

 

 

まずは本家の声優アワード新人女優賞の選考基準に乗っ取る。すなわち、デビューして5年以内がまずは第一選出基準となる。今回は2017年度(これは年度か? よくわからんので暦年で算出した)が対象ということなので、2017年から5年以内の2013年デビューの人からエントリーされるというわけである。

声優名鑑を参照した方がより客観的かつ正確に抽出できるのだが、かなりの日数がかかって途中で飽きると判断したので、ここ(声優 芸歴 (デビュー年) 一覧 : アニメキャラの身長.com)を参考にした。まあこのサイトが誤っていればもうスタートラインに並ばせるところから終了してしまっているわけだが、ざっとwikiを見た感じあってたような気がするので多分大丈夫だろう。

そんなこんなでざっと122名が抽出されたわけである。といっても、このうち、田中美海さん、田中あいみさん、千本木彩花さん、高橋李依さんはすでに過去受賞しているので今回は除外させていただいた。

ということで、まずは118名の新人女性声優がスタートラインに並んだというわけである。

 

 

次に、対象期間である2017年に出演したアニメの本数と主役を演じた数を抽出した。やはり選考基準である対象期間中に新人賞を取るにふさわしい活躍をした声優といえるためには、アニメの出演本数主役を演じた数が重要だろうという判断。

この作業が非常に地獄だった。118名のwikiを逐一見ては、アニメの出演本数と主役を演じた数をエクセルに転記していく。この作業だけで1時間は余裕で溶けてしまった。

 

さて、ここからが問題である。「対象期間中に新人賞を取るにふさわしい活躍をした声優」を解釈してアニメの出演本数と主役を演じた数が重要だろうと判断し、その数を抽出したわけだが、2つの値を算出したせいで、「アニメの出演本数が多い順」と「主役を演じた数が多い順」の2つの順位表ができてしまった。

しかしながら、アニメの出演本数が10本くらいあっても全部モブだと「対象期間中に新人賞を取るにふさわしい活躍をした声優」といえるのか疑問である。また、主役を演じた本数のみを基準とするのも、5本出演の5主役の人と10本出演5主役の人とをどういう理由で差別化すればいいのか不明である。かといって、出演数に占める主役数の割合を基準にし、5本出演5主役の100%主役率と、10本出演5本主役の主役率50%という計算結果のみをもって、前者の方がより「対象期間中に新人賞を取るにふさわしい活躍をした声優」というのは、いくらモブとはいえアニメに出演した事実をも無視することになってしまい妥当とはいえない。

 

そこで、上記のように考えた結果、

出演数^主役数(べき乗計算)

によって一定の値を算出することにした。

こうすることで、基本的には主役数依存で値が跳ね上がるわけだが、主役数だけで全てが決まるわけではない。例えば、先程の主役率の例であげた5本出演5主役の人と、10本出演5本主役の人の場合、前者の値が3125、後者の値が100000となり、後者の値が大きくなる。このようにして、出演数を加味することにも成功した。

そして、第二選考基準として、この計算によって出た値が256以上であればクリアーという方法を採用した。基本的に1シーズン1本アニメに出たとすれば、その年に出演したアニメの本数は4本ということになる。この4本全てにおいて主演を張っていれば、上記の計算式によって出てくる値は256となる。上記の値はこれを最低基準に採用したのだ。

 

その結果、上記の計算によって出た値が256以上となったのは、

 藤原夏海さん(21本(2017年5月2日(水)に訂正)20本出演^4本主役)

 鬼頭明里さん(12本出演^4本主役)

 本渡楓さん(11本出演^4本主役)

 伊達朱里紗さん(11本出演^4本主役)

 朝井彩加さん(18本出演^3本主役)

 石見舞菜香さん(16本出演^3本主役)

 松田颯水さん(15本出演^3本主役)

 小原好美さん(9本出演^3本主役)

 富田美憂さん(7本出演^3本主役)

 下地紫野さん(7本出演^3本主役)

 広瀬ゆうきさん(4本出演^4本主役)

11名である。

 

まあ正直もうこの11名全員に声優アワード新人女優賞を勝手に与えてもいいのだが(めんどくなった)、本家では最大でも3名の選出にとどまっているので、オタクの妄想とはいえ、やはりここからさらに3名に絞る必要がある。

着目すべき点は、本渡楓さんと伊達朱里紗さんが共に11本出演の4本主役であることや、富田美憂さんと下地紫野さんが共に7本出演の3本主役であることであろう。そして、彼女たちが主役を張った作品はなんと偶然にも被っていない。別の作品なのである。そうすると、第三選考基準としては、単に出演数や主役数だけを見るのではなく、どの作品に出演し主役を張ったかも加味しなければならないのではないのだろうか。すなわち、その作品の知名度を加味して最終的に3名絞る必要があることになる。

 

しかし、ここにきてどういう方法で作品の知名度を測ればいいのかわからなくなった。ニコニコの視聴数はニコニコで見ていない人を無視しているのでダメであり、当然他の媒体でも同様の理由が妥当してしまう。ここ(トップページ - アニメDVD・BD売り上げ一覧表まとめWiki - アットウィキ)の円盤売上数あたりを参考にする案もあるが、中には違法アップロード視聴オタクもいるわけなので、完全に知名度を反映しているとはいえない。(というか円盤を買えるのは本当に余裕があるオタクであり、大多数のオタクはニコニコの一挙やアベマなどで見てるのではないかと個人的には思う。)

なので、今回はここまでとし、またいい方法を思いついたらその2としてブログに掲載したい。

 

 

ちなみに、ここで知名度も加味するのなら最初からそうすべきであり、上記11名の選出は無効ではないか?と思われるかもしれない。

しかしながら、例えば、けものフレンズとワンピースの2本出演・主役(今回はいなかったが)の場合、上記計算式から算出される値自体は控えめだが、何かしらの方法で知名度も参照した結果、わずか2本出演して2本とも主演だった人が二桁出演してる人たちを押さえて上位に選出されてしまう可能性がある。果たしてそのようにして選出された人を「対象期間中に新人賞を取るにふさわしい活躍をした声優」と言って良いのか?

したがって、少なくとも第一関門として(第二選考基準ではあるが)、ある程度の出演数・主役数が必要であるという体で第二選考基準においては知名度を考慮する必要はないと判断した(い。いろいろと面倒だから)