ワールドトリガー、こあくまメレンゲ、ばらかもん・はんだくん、あしたは土曜日を購入
以下、ネタバレ含む感想
あしたは土曜日:からかい上手の高木さんのスピンオフ作品。女子中学生三人組のほんとになんでもない会話が繰り広げられる。なんでもなさすぎて少々退屈になるかもしれないが、時折挟まれるシュールな笑いが香辛料となってほどよい刺激を与えてくれる(適当)。からかい~を読んでなくても問題ないと思われる。
こあくまメレンゲ:のんのんびよりのスピンオフ作品、というよりこちらが先に世に出ている。にゃんぱす幼女れんげの姉ひかげが主人公の一人であり、ひかげの同居人と悪魔たちとでドタバタコメディを繰り広げている。のんのん~よりコメディ要素が強い。巻末のとことこがのんのん~の基になったやつかと思うと感慨深い。
のんのん~の時空とは当然異なる(のんのん~に悪魔とか出てきたら笑う)が、のんのん~の作品を前提に本作品を読むとひかげの面倒見の良さ?がれんげやなつみによって培われてきたのかとか勝手に妄想できるので面白い。前述の通り、時系列的には本作品の方が先に世に出てているので伏線とか仕込みようがないわけだが、そこらへんは勝手に妄想して楽しむ。
なお、本作品の某キャラがのんのん~のアニメにちらっと出てきている。
あと、ひかげと同居人のファーストコンタクトが気になったのであっとさんその方面でスピンオフ書いてくれるとめちゃくちゃ嬉しいです。根っからの田舎っ子とおそらく都会っ子との出会いからルームシェアに至るまでの経緯とかめちゃくちゃ気になるし、同居してからも相互にギャップがあるはずなので、都会にいながら田舎を表現できるという意味では素晴らしい題材ではないかと思う。
ばらかもん・はんだくん:はんだくんはばらかもんのスピンオフだが、はんだくんの一話試し読みで気になってばらかもんも買うというあべこべなファーストコンタクトであった。
ばらかもんの方は、書道の天才が行き詰って孤島でリラックスして来いって感じか(適当)。天才系の作品ではよくある内容だが、出てくるキャラが面白い。まだ一巻しか読んでないので何とも言えないが、コメディもありシリアスもある感じの日常系で、第一印象としては結構ストライクゾーンである。
はんだくんの方は・・・、こちらから入ったけど正直ワンパターンな気もする。被害妄想一点しばりでコメディコメディしているが、ばらかもんを読んだ後だったので「こいつ(主人公)情緒不安定かよ」って思ってしまい再度ばらかもんを読み直したね。本編のキャラを崩さぬように掘り下げていくのはスピンオフの難しいところでもある。まあ、こちらも一巻しか読んでないので何とも言えないが。
唯一「お!」っとなったのはカバーを外した表紙の絵くらいだなあ。こちらは本編のばらかもんを読んだ後に見たので感動も一入(誇張)。
ちょっと酷評してるけど、ばらかもんと切り離して読んだら楽しめそうとは思った。「スピンオフとは・・・?」ってなるけどね。
ワールドトリガー:サバゲーっぽい感じであまり死人が出ないと思ったら、割と重要人物が死去してたっぽい。ブラックトリガーがあれば死人ありということか。舞台設定が練りこまれてそうだけどまだよくわかっていない。登場人物の顔が軒並みのぺーっとしているので、Sランクの人とかAランクの中学生が所属している隊のリーダーとかの顔が際立つ。悪いオタクなので千佳バットエンドからのオサムがブラックトリガーゲットを期待してしまう。
いっきに3巻まで買ったので話の流れが生まれて今回購入した作品の中では一番面白く感じた。
ちなみに感想の長さ=印象の良さってわけでもない。